2020/12/27
数珠
僧や在家信者など仏と向き合って念じるときに使うことが多いことから「念珠」ともいわれてます。数珠の珠の数は基本的に108個が基準となっています。これは念仏や経文など、くり返し唱える場合の数を数えるほかに、こすり合わせて108の煩悩を打ち消す。または、108段階あるといわれる仏教修行を象徴しているともいわれています。
ほかにも108珠を基準に54珠、27珠、18珠といったものもあります。数珠は仏教徒にとって重要な法具ですので、お葬式や法事などでは数珠を持つことが基本になります。数珠には大きく分けて、各宗派別の正式な数珠と略式数珠があります。